2015年11月7日土曜日

映画撮影

先日、卒業制作の撮影で福井県の水晶浜海岸まで行った。
監督が夕陽を背景にしたいと言い、わずか1時間弱の夕陽を待って撮影は行われた。

時間を操る映画芸術は、常に時間に追われるものだ。
役者たちもスタッフも大変である。

まるで自然と鬼ごっこでもするかのようにカメラはあっちへ回り、こっちへ回りとするものだから、回りのスタッフたちもぞろぞろとその後ろに着いて回る。

当然、役者たちも必死である。
さっきの芝居も今の芝居も同じ芝居でなければ繋がらない。
その緊張は赤く染まる顔にも浮かんでいた。

確かに僕にもこんな時代があったのだ・・・。